骨盤矯正とは、歪んでしまった骨盤を正しい位置に矯正していくことです。
骨盤を歪ませてしまう原因の多くは筋肉にあります。骨盤矯正というと、骨盤の骨自体を矯正するもの。と思われたりもするのですが、筋肉の固さや緊張が骨盤の歪みを招いているケースが多いです。
骨盤の歪みとは?
骨盤には正しい位置があるのですが、日常生活の姿勢や足を組むなどのクセから
・骨盤が捻れてしまう
・前方や後方、横方向に傾いてしまう
・本来よりも骨盤が開いてしまって横幅が広くなる
といった歪みが生じます。
骨盤は上半身と下半身をつなぐ身体の要になります。
その中で男性と女性の骨盤には、大きな違いがあります。一般的に男性の骨盤はハート型で縦に長い形状をしています。一方で、女性の骨盤は円形で横に幅広く、柔軟性のあるつくりになっています。男女で骨盤の形が異なるのは、女性は妊娠・出産に適したつくりになっているためです。
柔軟性があることで、骨盤の歪みは男性よりも女性の方が生じやすいことが多いです。
骨盤の歪みで起こる症状
骨盤が歪むことで腰回りだけでなく、身体の様々な部分に影響が出やすくなります。
具体的に
・肩こり
・腰痛
・股関節、膝の痛み
・頭痛
・肩の高さやクビれ、脚の長さに左右差が生じる
・ぽっこりお腹
・お尻が大きく見え、垂れて見える
・O脚、X脚
・頻尿
・生理不順
・不眠
・便秘
・むくみ、冷え症
など骨盤の歪みは多くの症状を招きます。
自分の骨盤、身体にどのようなクセがあるかを知っておくことも大切になってきます。
骨盤の歪みのタイプ
骨盤の歪みのタイプは日常生活の姿勢、クセなどから人それぞれ異なってきます。
・前傾タイプ
骨盤が前方へ傾いたタイプで反り腰になりやすく、股関節の付け根部分や前側の太ももが張りやすくなります。
・後傾タイプ
ぽっこりお腹や猫背姿勢に繋がりやすくなります。
・開きタイプ
内臓が下に落ちて下半身太りやむくみ、冷え性に繋がりやすくなります。
・傾きタイプ
背骨が変形してしまって、側湾症に繋がりやすくなってしまいます。
・捻れタイプ
骨盤が捻れることで、腰痛や肩こりの原因になりやすくなります。
捻れて傾いてしまったりなど、タイプや症状が混合してしまっているケースもあります。
産後の骨盤矯正はいつからできるのか?
産後ケアとしての骨盤矯正は、出産後1ヶ月より行うことができます。
妊娠するとリラキシンというホルモンの影響で、骨盤を支える靭帯を緩めて赤ちゃんが通りやすくなるようになっています。
出産後〜約半年間は、骨盤を支える靭帯が緩んでいて、骨盤の骨が柔らかい状態が続くので矯正しやすいです。しかし、半年を過ぎてしまうと徐々に骨盤が固まっていき矯正の効果が得られにくくなります。
出産後1ヶ月〜半年以内で骨盤矯正を受けることで効果を得やすくなります。
出産後〜半年を過ぎてしまうと、骨盤を正常な状態へ戻すまで時間がかかりやすくなってしまいます。しかし、骨盤矯正を受けることができないわけではないので、ご相談、お悩み等はお気軽にご相談ください。
当院の骨盤矯正
当院では骨盤矯正の中で筋肉へアプローチする際、骨膜整体を実施しています。
最近では筋膜リリースや筋膜剥がし、筋膜ローラーといった言葉が有名になってきましたが、当院では筋膜や筋肉より深層にある骨膜を狙った施術で、その場凌ぎの施術でなく痛みの戻りにくい根本的な治療、身体作りを目指しています。
骨膜はハンドでアプローチできる最も深い場所になります。骨膜から筋肉を緩めることで、リンパや老廃物を流しむくみをとるだけでなく、筋肉の硬さや脂肪を燃焼させます。施術を受けた後の身体の動かしやすさや、受ける前と身体の軽さが全然違うと驚く方も多いです。
骨盤の骨自体を矯正するために、お客様へ合わせた骨格矯正も行います。筋肉を緩めた後に、骨の歪みまで矯正することで骨盤が再び歪んでしまうのを最小限に抑えます。
また自宅で行えるセルフケア、ストレッチ等の指導までさせていただきます。
整体KOTOBUKI-寿-
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